道後温泉から徒歩20分ほどのところに松山藩主松平家の菩提寺「常信寺」があります。
常信寺は元は690年に勅令により建てされた法相宗の神宮寺でした。
後に天台宗比叡山延暦寺派に改宗し、松山藩初代藩主、松平定行が松山城と城下の鬼門を鎮護するために現在の場所に移し、松山藩松平家の菩提寺となっています。
境内です。奥にある中門、本堂までスーッとのびる一本の道になっています。
小さな池もきれいに整備されていて心洗われるようです。
左右に整えられた植栽も美しいです。
参道の途中には大きな書院がありました。
長い道を歩くと中門です。
瓦にはこんもりとかわいい梅の花の紋。「星梅鉢」松平(久松)家の紋だそうです。
門扉にも星梅鉢の紋が大きく刻んであります。
中門をぬけると本堂です。
常信寺には初代藩主松平定行とその弟定政の霊廟、14代藩主定昭の(遺髪)墓があります。古く苔むした表情や存在感につい見入ってしまいます。
さすが松山藩お殿様の菩提寺だけあって他のお寺と違い広大な敷地、役割をもち、格式があるお寺ということが歩いているだけでも伝わってきます。
道後から散歩がてら来ることができますので、松山に来た記念にぜひ訪れてみてください。
旅データ
- アクセス:道後温泉から徒歩で20分
- Web:https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/…
スポンサーリンク