有名な俳人で知られる正岡子規は愛媛県松山市の出身。そんな正岡子規の世界観を知ることができる博物館が道後公園内にあります。「子規記念博物館」です。
博物館は昭和56年4月に開設。訪れた人々が正岡子規の世界をとおして松山の伝統文化や文学に理解を深め、新しい文化の創造に役立てることを目的として開設されたそうです。
俳人・正岡子規にまつわるさまざまな資料が展示されています。
子規記念博物館入口です。
入口には道後村大神輿が展示されていました。この界隈のものだそうです。
エントランスです。実物大の正岡子規や少し奥まったところには、関係の図書などの物販コーナーもあります。
建物の案内図です。2階に受付があり、そこから資料の展示がはじまります。
資料の保存のため、展示物の撮影は不可となっていますが、唯一許されたのが愚陀仏庵の復元建物です。
愚陀仏庵は明治28年、小説「坊っちゃん」の作者夏目漱石が旧制松山中学校に赴任していた際に下宿として利用し、当時居候した子規から影響を受けたと言われています。
2階に上がる階段途中に見える大きな人の写真が正岡子規の横顔です。
1階のエントランス部分は入場無料。資料の展示などはないですが、訪れたときは大きな書画と子規の俳句のコラボレーションの展示がされていました。
子規の素晴らしい感性に感じ入ることができる子規記念博物館。道後松山に来た記念に俳句都市松山の本丸を訪れてみてください。
旅データ
- 入館料:400円
- 営業時間:9:00~17:00(入館は16:30)
- 定休日:シーズンにより異なる
- アクセス:道後温泉駅・道後公園前駅から徒歩5分
- Web:https://sikihaku.lesp.co.jp/
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