道後温泉駅のそばに広がる道後公園内に、日本最古と言われる道後温泉の湯釜(お湯を沸かす釜)があります。
場所は道後公園の北口を入ってすぐ。
公園内に入ると緑豊かな自然が広がります。
しばらく歩くと湯釜の案内板があり、
そのそばに石造りの湯釜がありました。
この湯釜は現在の道後温泉本館ができた1894年まで使われていたそうで、南無阿弥陀仏と書かれた名号は鎌倉時代に一遍上人が刻んだものと言われています。
ちなみに、この湯釜が作られたのは奈良時代の749~757年(推定)。道後温泉の守護仏としてその昔から人々に愛されてきたそうです。
直径は166.7cm、高さは157.6cmもあるのだとか。愛媛県指定の有形文化財にも指定されています。
湯釜の周辺は穏やかに落ち着いた雰囲気です。
昔々から道後温泉の今を見つめている湯釜を散策がてら訪れてみてはいかがでしょうか。
旅データ
- アクセス:道後温泉駅・道後公園駅から徒歩5分
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