道後温泉本館から徒歩すぐの場所に、道後温泉の出湯の守り神と呼ばれる「湯神社」があります。
第12代景行天皇の勅命により建てられた神社で、湯の字から想像できるように、昔地震で道後温泉のお湯の出が止まった際に、お湯が出るように祈祷したところ、再びお湯が湧きはじめたそうです。
道後温泉の繁栄や湯祈祷の儀式は、今もここでお祭りなどに形を変えて行われていて、湯神社は今も道後温泉を見守る神様として鎮座しています。
こちらは道後温泉本館横にある鳥居。
湯神社石碑と手水舎があり、駐車場横の階段を登って湯神社本殿に向かいます。
階段を登りきったところです。スロープは道後温泉駐車場入口になっています。
この駐車場を登りきったところには、「空の散歩道」という道後温泉周辺を一望できるスポットがあります。
こちらは道後温泉を上から見たところです。絶好の撮影スポットですね!
さて、気を取り直して肝心の湯神社へ。
見事な造りの本殿。庭の手入れも行き届き、きれいでしっとりとした佇まいです。
教育委員会による湯神社の説明。やはり昔からここで湯祈祷が行われていたんですね。
駐車場で開発されてしまっていますが、小高い山の上で、一部古くて大きな木が覆い茂っているところがあり、鎮守の森のような感じがします。
来た道とは逆の方向に石段があります。
下りてみると、こちらも入口でした。おそらくこちらが正面入口だと思われます。
伊佐爾波坂沿いにあるので、訪れる際はぜひ正面入口からどうぞ。
目の前は道後の由緒ある旅館「ふなや」なので、わかりやすいです。
道後温泉本館の絶景も見渡せる湯神社。道後温泉を訪れたらぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。
- アクセス:後温泉駅から徒歩5分
- Web:https://yu.mydns.jp/