いざ本檀の中へ!
・・・とその前に!天守の中にはお手洗いがありませんので、心配な方は山頂広場入口にあるお手洗いで済ませておいてくださいね。
受付を通るとコインロッカーがあります。天守の中にはロッカーや手荷物預かり所はなく、昔々の急な階段があったりするので、重い荷物はここで置いていくことをおすすめします。
こちらが大天守。この天守は連立式天守といわれ、天守・小天守・櫓を四方に配置し、渡櫓でつないでいる形式です。建物で仕切られた中庭ができるのが特徴で、厳重な防備手法で難攻不落、城郭建築の傑作といわれています。
重要文化財の紫竹門東塀です。木枠でのぞき窓のようなものが狭間。ここから石垣下を攻めてくる敵を攻撃するという役割があるそうです。
狭間から覗いたた景色です。
重要文化財の一ノ門。天守に通じる本壇入口を守る門です。
重要文化財の二ノ門。
重要文化財の三ノ門。
反対側から。
筋鉄門です。櫓門で天守玄関がある中庭を守る重要な門で、小天守と大天守をつないで三ノ門から侵入する敵を正面から攻撃できるようになっています。
筋鉄門をくぐると大きく開けた中庭に出ます。目の前は十間廊下の部分です。
玄関と内門。本来の天守入口はこの「玄関」です。
小天守。
重要文化財の仕切門。
重要文化財の仕切門内塀。
天神櫓。本壇の鬼門にあたるため、城の安泰を祈り、久松松平家の祖先神の天神(菅原道真)を祀りました。久松松平家の家紋星梅鉢の門です。
天守入口です。重要文化財の穴蔵。ここは昔、穀倉の役割をしていたとのこと。
珍しく鉄の扉です。
扉をくぐるとたくさんの下足箱(鍵付き)。ここで脱いだ靴を入れて天守の建物内を見学します。スリッパ、ガイドリーフレットがありますので、忘れずにもらいましょう。
入口すぐに階段があり、1階部分に上がります。かなり急な階段です。
1階には城主ゆかりの鎧、槍、武具などが展示されていました。
見学後、さらに2階への階段を上がります。
小窓から見た景色です。
2階へ上がると十間廊下があり、長い廊下を使って、槍や刀、鎧兜を展示していました。
刀の重さを体験できるコーナーもあって実際に持ってみましたが、とても重かったです!時代劇で流れるように振り回している人たちすごいな、と思います。
このほか鎧兜や掛け軸、葵の門が入った見事な長持の展示もありました。
こちらは石落。下に迫る敵兵の監視や攻撃、撃退をするためのものだそうです。
小天守からの景色。
遠くに見える海は瀬戸内海です。
城山公園の景色も見えます。
道後方面の景色です。
「旅好きの口コミで選ぶ、日本の城2017」の第3位にも選ばれた松山城へぜひ訪れてみてください。
- 料金:大人510円(松山城天守観覧)
- 営業時間:9:00~(時期により終了時間は異なる)
- 定休日:12月第3水曜日
- アクセス:大街道駅から徒歩5分(ロープウェイまで)
- Web:https://www.matsuyamajo.jp/
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